◼️熱帯夜/エアコン使用が/お得かも
2019年08月21日連日、暑い日が続いています。
夜間の最低気温が25℃以上の夜を
熱帯夜と言いますが、寝苦しいですね。
裸で寝具を用いない場合、
室温を29℃に設定すると睡眠が安定し、
それ以上でも、それ以下でも乱れるそうです。
湿度に関しては、50%がよいとされています[1]。
この環境が布団下で保たれるには、
寝室の温度26℃、湿度50~60%の設定で可能です[2]。
なお、エアコンをタイマーで使用すると、
切れた時に急激に室温が上昇したり、
入った時に急激に低下したり、
睡眠が妨害されます。
夜間熱中症や寝不足を考えると、
一定温度で使用し続ける方が、お得かもしれません。
[1] Okamoto-Mizuno K et al. Effects of humid heat exposure on human sleep stages and body temperature. Sleep. 1999; 22(6):767-73.
[2] 日本睡眠教育機構.監修. 『睡眠検定ハンドブック』. 全日本病院出版会. 60.
投稿者:教員
カテゴリー:睡眠のはなし