検査の正確さ

スクリーニング検査の正確さは、100%ではありません。

感染症についてスクリーニング検査管理表を図に示しました。

「真の状態」とは、「本当にウィルスや菌が体内に存在する状態」
または「本当に存在しない状態」です。

「検査結果」とは、受けたスクリーニング検査の結果であり、
「陽性」または「陰性」のどちらかになります。

これらから、2種類×2つの場合で、合計4種類のことが考えられます。

真陽性:本当に感染していて、検査結果も陽性

真陰性:本当に感染していなくて、検査結果も陰性

偽陽性:本当は感染していないのに、検査結果は陽性

偽陰性:本当は感染しているのに、検査結果は陰性

検査としては、偽陽性や偽陰性が0であることを期待したいのですが、
現実にはなかなか難しいところです。

スクリーニングについては、「疫学」の授業で扱います。
このWEBの「講義書庫」にもポイントを載せていますのでご参照ください。

https://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/socio_epidemiology/lecture/ql5jgi00000007pl-att/screening_202003.pdf

投稿者:教員

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