インフルエンザによる死亡

「インフルエンザによる死亡」には、昨日書いたような
「インフルエンザによって直接に死亡が引き起こされた場合」の他に、
「インフルエンザによって原疾患(以前からもっていた基礎疾患)が
悪化することによって間接に死亡する場合」が考えられます。

この2つを合わせて「インフルエンザが流行したことによって
増加した死亡(インフルエンザ流行規模)」を
表す概念として「インフルエンザ超過死亡」がWHOから提唱しました [1]。
日本においては、この計算に「感染研モデル」が使われています。
日本のシーズン毎の超過死亡の動向は図のようです [2]。
最多は1998/99シーズンで超過死亡者数は35,000人を超えていましたが、
直近の2018/19シーズンは2,000人程度のようです。

[1] Assaad F, Cockburn WC, Sundaresan TK. Use of Excess Mortality From Respiratory Diseases in the Study of Influenza. Bull World Health Organ. 1973; 49 (3): 219-33.
[2] 大日康史他. 2018/19シーズンにおける超過死亡の評価. IASR 2019; 40: 293-295.

投稿者:教員

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