国内に/ずっといるのに/時差ぼけだ
2023年12月28日体内時計に休日モードはありません。
そして、私たちは案外簡単に就寝時刻を遅くできてしまいます。
夜更かしに続くのは、遅起きです。
さらに、遅起きは夜更かしに続きます。
場合によっては長い昼寝をすることもあるでしょう。
この循環によって、睡眠・覚醒リズムはだんだんと遅い方向へずれて行きます。
休日最終日の夜は遅くなった睡眠・覚醒リズムで就寝したにもかかわらず、
翌日の平日の朝は、元の起床時刻で起きなくてはなりません。
睡眠時間を十分には取れず、寝不足を感じる目覚めとなるでしょう。
平日にはずれたリズムを元に戻すことになります。
このような現象を「社会的時差ぼけ(ソーシャルジェットラグ)」といいます。
時差のある海外旅行をしているのと同じ状況が体内時計に生じています。
年末年始は夜遅くまでイベントが続くこともあるかと思います。
なるべく時差を大きくせず、1月最初の週末には時計合わせをしたいものです。
投稿者:教員
カテゴリー:睡眠のはなし