日本人の平均的な一日
2024年12月28日前回、日本人の睡眠時間が世界的にみて短いことを示す根拠として引用される、
OECD(経済協力開発機構)2021のデータを紹介しました。
そこでは、日本のデータとして「平成28年社会生活基本調査」(2016)が使われていました。
今回は、最新版の「令和3年社会生活基本調査」(2021)を見てみたいと思います[1]。
睡眠時間は、男女ともに、高齢群で短くなっています。
最も短い群は55~64歳の女性で430分(7時間10分)、最も長い群は25~44歳の女性で475分(7時間55分)です。
顕著な男女差、年齢差がみられるカテゴリーは「仕事」「家事」と「TV・新聞・雑誌」です。
「仕事」は男性、「家事」は女性で長いようです。
「TV・ラジオ・新聞・雑誌」は睡眠時間とは逆に、高齢群で長くなっています。
25~44歳の男性の「趣味・娯楽」が他の群に比べると長いようです。
皆さんの生活時間は平均と比べていかがでしょうか?
参考文献
[1] 総務省統計局. 男女,年齢,行動の種類別総平均時間・行動者平均時間・行動者率-週全体. 令和3年社会生活基本調査 (最終閲覧日:2024年12月27日)
投稿者:教員
カテゴリー:睡眠のはなし
- 記事はありません
- 日本より/睡眠長い/他の国