研究紹介

研究紹介

人の健康、および、健康状態に影響を与える健康行動の中で、睡眠を中心に研究しています。
特に、子どもにとって睡眠は、休息のみならず、成長にとっても重要な生命活動のひとつです。現代の日本社会では、大人も子どもも睡眠が不足してしまいがちです。睡眠不足由来の疾病や心身の不調を改善・予防するために、保護者も含めた対策を探求しています。

①社会経済的要因と子どもの健康状態に関する研究

タナー分類で有名なJ.M. Tannerは「子どもの成長は社会状況の鏡(Growth as a mirror of the condition of society)」と言っています。子どもを取り巻く社会状況は、直接的にも間接的にも子どもの健康に影響を与えます。

②睡眠に関する研究

子どもは登校のため、睡眠が不足している状態でも一定の時刻には起床します。遅刻ぎりぎりの時間に起床した子どもは、食欲も時間もないため朝食を欠食しがちになります。といった具合に、図の例のような睡眠不足に関連する負の連鎖が生じます。そして、この連鎖が肥満や学業不振などの好ましくない結果につながる可能性が高いのです。
睡眠と記憶の関連や、睡眠と運動や集中力との関連などが報告されており、目覚めている時間のためにも睡眠が重要です。睡眠教育の啓発「眠育」に関する研究を進めています。
睡眠不足に関連する負の連鎖

③看護師を支援する研究

近年の新卒看護職員の1年以内の離職率は7.5%で推移しており、この新卒者の離職を減らすために学生から看護師へのスムーズな移行は喫緊の課題です。本研究室では、卒業時点での要因を探索し、在学中の学習内容を検討する研究を進めています。また、中堅看護師を支援するためにAI時代を視野に入れたリフレクティブコミュニティのパッケージ開発を行っています。

研究室ブログ

2019年09月27日 更新

地域講座で睡眠の話をさせていただきました

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東邦大学
看護学部 社会疫学研究室

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