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中国行ってきました

投稿日:2013年10月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 先週1週間、10月14日から中国の昆明大学に出張でいってきました。昆明大学、チェンマイ大学、プリンスオブソンクラ大学と東邦大学の4大学ジョイントセミナー(2年に1回開催)があり、参加させていただきました。
 
 4大学の研究者が集まり、Biomedical Sciences というテーマにそくした研究成果を発表されていました。分野が多岐にわたりますので、理解しやすいものもあれば、分野が違いすぎてわからないこともありましたが、大変勉強になりました。

 セミナーの内容もさることながら、中国に初めて行ってみて、驚きの連続でした。本当に中国は勢いがあると感じました。都市部の人口の多さ、車やバイクの多さ、などなど。
 そして、その交通事情に関することも。
 車線も、方向性もあまり関係なく、はみ出しや逆走行は日常茶飯事でした。車にのっていると、はらはらします。そして、マンホールの蓋がないことも多々あり、あそこにはまったらどうなるのだろう、と戦々恐々でした。
 
 車同士は、常にクラクションを鳴らしながら走っていて、少しのすきまでもあろうならわれ先にと割り込みます。全てが日本とは違って、衝撃的でした。
 しかしながら、よくよく見ていると、クラクションは追い抜くときや割り込む時に鳴らしていました。そう、「私は今から抜くから車線をはみ出してこないでね」と言っているかのようでした。
 日本では、なぜか、車のボディという物体を通して、あうんの呼吸で、互いに譲りあうという、テレパシーをもっているのではないかと思うほどの「察する」感覚で運転していると思います。本当に、この感覚ってすごいと思います。これに慣れてしまうと、他の国の状況がまるで「だめなこと」と思ってしまいます。初めはそう思っていました。
 しかし、よくよく考えると、コミュニケーション方法はいろいろあり、クラクションで自分の位置を伝えるというのも一つですし、もしかすると、サイドミラーやバックミラーをみることを習慣化しているというよりも、「音」で互いに理解しあっている、と思うとこれらの現象には納得でした。

 今回は、外国の現象でしたが、国内でも、医療の中でも、コミュニケーション方法は多岐にわたっていて、いつも自分が行っている方法がすべてではないのではないか、とあらためて思いました。
 あくまでも、自分は自分で、他者は他者なので、どういうコミュニケーションがフィットするのかは、それぞれ異なるのでしょうね。だからこそ、互いに理解するための歩み寄りも必要なのではないかな、と思いました。

 また、今週から学部の実習が始まります。大学院生も実習に行っています。それぞれが、その時その場所での出会いや感じたことや思ったことを大切にしながら、学びを深めてほしいなと思います。当然、自分も常に初心わすれずにいたいです。

教員を公募しています

投稿日:2013年10月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 今日から、大学院共通科目の看護フィジカルアセスメント論がスタートしました。大森病院のエキスパートな看護師の方々にご協力をいただきシラバスを作成しました。
 内容は、本当に高度看護実践という素晴らしさです。そして、何より、履修の大学院生がまた良い!
こんな積極的な院生と共に学べるのは本当に楽しいです。
 毎回楽しみです。


 さて、成人看護学研究室では、講師や助教を公募しています。成人看護学やがん看護学を専門としている方、一緒に教育を担って頂ける方、東邦の教育に興味関心を持ってくださる方、大歓迎です。
 

大学院入試終了

投稿日:2013年10月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 本日、看護学研究科博士前期課程および後期課程の入試でした。
 受験生のみなさま、雨のなか、お疲れさまでした。力は出し切れたでしょうか。

 入試の度に、自分の時のことを思い出します。今思えば恥ずかしい限りですね。何もわかっていないのに、気持ちだけはまっすぐで、がむしゃら(死語かしら?)でした。
 でも、大学院に入学して、新たなことも学びましたが、自分がそれまでにやってきたことを振り返ったり、理論や概念を用いてその意義を見つめなおしたり、そんな日々がとても楽しかったですね。狭まっていた視野が広がっていく感覚は、今でも忘れられないです。

 一つのことに一生懸命になることは大事ですが、ふと、それを別の角度からみる時間をもつのは本当に貴重な機会だったなーと思います。知的好奇心って大事ですね。

 入試の結果は来週でますが、それが人生のすべてではありません。受験を通して、またさらに皆さんがパワーアップされることを願っています。