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教育の奥深さ

投稿日:2015年06月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「教育」とは、辞書によると、
教え育てること
知識、技術などを教え授けること。
人を導いて善良な人間とすること
人間に内在する素質、能力を発展させ、これを助長する作用

とある。

その人のうちに秘めたる何らかの素材、その本人も気づいていないかもしれない素材、
そこを何らかの方法で刺激し、その人にとって意義あるカタチになって表出される、というか、
自分の才能、能力に気づいて自信をもって歩める、というか、
自分が自分であることに誇りをもてるようになる、というような関与をすることなのかもしれない。

これが難しいが、大変におもしろく、奥深い。
なかなかうまくはいかないが、日々格闘なり。

昨日、古くからの友人たちの職場を訪問し、そのプロのわざを聞かせていただいた。
ひとりは、がん看護専門看護師。
もうひとりは、小児看護専門看護師であり、小児がんをsubspecialityとしている。

おふたりとも、大学院での学びを基盤として、現象を言語化されていた。
しかも、その内容は、誰にでもわかるように。
聞いていて、その情景が映像となり自然にイメージできていた。

久々に、プロフェッショナルに出会った。
すごい。
ここにいたるまでに、ご自分の努力もあるし、受けた教育の影響も大きい。
大学院だけがその場ではなく、さまざまな局面において、教育を受け、
その教育内容を自分の中に吸収して活用されている。

話を聞いていて、久々に震えた。しびれた。
これもまた内なる思いを活性化させてくれる教育そのものだと思う。
自分ももっとがんばらねば、と思わせてくれた。


そして、もうひとり。
東邦大学医療センター大森病院の看護師、四本さん。
詳しくは、看護キャリアセンターの記事を読んでほしい。
この方は、本当にすばらしい人だ。
不思議な魔力、いや、「間力」をもっている。

http://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/career/information/20150608.html

つくづく、教育ってすばらしい、と思う。










芒種

投稿日:2015年06月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年も、近所のアジサイがきれいに咲いている。こんなにきれいに咲いているのに、見る余裕がなくなっていた自分にきづいて、いかんいかんと思う日々なり。

週末は、第21回日本家族性腫瘍学会学術集会があり参加した。
ややもすると、遺伝カウンセリング学会と何が違うの?と疑問に思うこともしばしばあったが、
今年は、基礎研究から、病態生理、手術方法、そしてカウンセリングと多岐にわたり大変勉強になった。
特に、やはり術式は患者さんのQOLを左右するため、とても重要なので、こういう内容はよいですね。
解剖生理や術式を理解できると、看護の視点はさらに広まり、深まる。
もっと勉強しよっと!

さて、六月は、水無月。
そして、二十四節気では、芒種、夏至、小暑と続いていく時期である。

実際の種まきの時期は、もう少し早いが、暦上は今頃が芒種。
今年ももう半分が終わろうとしているが、どれだけ種をまいただろうか。
秋には収穫にこぎつけるだろうか。
秋ではなくても、いずれ芽がでるであろうか。
悩ましい。
でも、努力するしかない。
日々これ精進なり。


今週の土曜日、6月13日は学部のオープンキャンパスが開催される。
同日の16時30分からは、大学院相談会も開催します。
http://www.nurs.toho-u.ac.jp/graduate/index.html

ぜひ、のぞきに来て頂きたい。
そうすることで、自分がこの先どのように進みたいのかが、明確になるかもしれないから。