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マギーズ東京を見学してきました

4年生の統合実習の一貫で、外部施設の見学を行いました
「マギーズ東京」です
https://maggiestokyo.org/

本来なら全学生に経験してほしいのですが、それはかないませんので、
4年生でがん看護を選択した学生とともに見学に行って来ました
せっかく都内にある大学として、このようなリソースを体験しないというのはもったいないので

当日うかがうと、何と秋山正子さんがおられて、直接いろいろご説明くださいました
直接お話をさせていただくのは初めてでしたが、やはりすごい方です
いかなる時も相手を脅かさず、しかしご自身たちの信念や行っている看護について
熱く、深く語ってくださいました

学生にとっては、「施設内」の看護はピンとくるでしょうが、このような環境があり、
どこにでも看護は存在する、ということを実感したと思います
学生のうちにこのような経験をするのは大事だと思っています
百聞は一見にしかずです
今感じたことを大事にしてほしいです

そして、古くからの友人である栗原幸江さんもおられて、うれしかったです
駒込病院でも活躍されている心理療法士のエキスパートです
以前、静がんにいたころの記事を発見しました
とても素敵なかたです
http://sakuyahime.jp/?post_type=sakuyahime&p=2962

秋山さんが、ずっと「ヒューマンサポート」という言葉を使っていました
私が看護師として働いていたころは、ゆったりとしていたので、
じっくりと患者さんの話を聞く時間をもてていました
「今日、この人の話をきいたほうがよいな、時間をとったほうがよいな」と
思ったら、他の仕事を同僚に御願いして、時間を作る、ということも普通に行っていました

今のチェックリストだらけの作業は、本当に必要なのでしょうか
それで、目の前の方をみる、という本来の看護を行えているのでしょうか
私にはわかりません、時代が違うので
しかし、現場をみていると看護師は楽しくなさそうなので、きっと何かが違うと思います

今日の学生には、わくわくした今の気持ちを忘れずにいてほしいです



投稿日:2018年07月09日00時00分| 投稿者: 管理者| カテゴリ: 未設定


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