アカマツ

アカマツ

北海道南部~本州、四国、九州及び朝鮮半島、中国東北部に分布する常緑針葉高木。 高さ30~40m位。山野の日当たりの良い所に生える。林になることも良くある。樹皮が赤くべっ甲状の割れ目ができる。葉は2本が対になって双生する。花は春、新芽の元に雄花が着き、先端に雌花が数個付く。近年マツノザイセンチュウの被害により、ほとんどが枯れてしまった。

学名

Pinus densiflora

科名

マツ科

利用部位

利用法

葉を必要に応じて木からとり水洗いして使用。高血圧予防にアカマツ葉350gをよく洗って水切りをし、細かく刻んでグラニュー糖100g、ホワイトリカー1.8ℓと共に瓶に入れ、3か月寝かせて松葉酒を作り、1回20mℓを1日3回に分けて飲む。

効能

リウマチ、脚気、凍傷の予防、中風、高血圧症の予防と治療

成分

α-ピネン、β-ピネン、ジペンテン、リモネン、フェランドレン、ボルネオール

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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