アミガサユリ

アミガサユリ

原産地は中国の多年草です。草丈は50~70cmになり、花期は3月~4月頃で、薄黄緑色の釣り鐘型の花を茎の先に数個つけます。花の内側には濃い臙脂色の網状の絞りがあることが名前の由来です。茎には対生または2~4枚の細い葉をつけ先端の葉は反曲しています。地下茎の鱗茎は白色の鱗片二つが合わさり球形となっている様子を、貝に見立てて別名は母貝(バイモ)。優雅な姿から、鉢植えや、茶花として好まれています。
園内の別の場所で、突然変異のような変わったアミガサユリが出るようになりました。おそらく突然変異ではないかと思えますが、この数年同じように生えているので固定したのかもしれません。

学名

Fritillaria verticillata Willd. var. thunbergii Baker 

科名

ユリ科

生薬名

貝母(バイモ)

漢方

貝母湯、滋陰至宝湯、当帰貝母苦参丸などに配剤されています。

利用部位

鱗茎⇒茎葉が枯れた後、鱗茎を掘りあげ、鱗片をはがし、水洗いしながら外側のコルク皮を取り除き、日干しします。

効能

鎮咳、去痰の作用があり、排膿薬として咳止めや痰切りに用いられています。

成分

鱗茎にはアルカロイドを含有し、これは呼吸中枢を麻痺する作用があるので、素人療法には厳重な注意が要ります。

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