ビロードウマノスズクサ

ビロードウマノスズクサ

中国原産の落葉蔓性植物です。黄緑色の葉はハート型で、軟毛がはえているのでビロードのような手触りがします。花期は5~6月、黄色の筒状の花は4cm程、内側には黒紫褐色の筋があり、開口部は黒くなっています。萼片は屈曲して管楽器のサクソフォンに似た形をしています。 
別名はキヌゲウマノスズクサ、黄花大輪ウマノスズクサとも呼ばれています。

学名

Aristolochia mollissima

科名

ウマノスズクサ科

生薬名

尋骨風(ジンコツフウ)

漢方

中医学で用いられています。

利用部位

地下部あるいは根をつけた全草

利用法

アリストロギア属の植物には腎毒性、発がん性が示されており、取り扱いには要注意。

効能

夏風邪や神経痛リウマチによる四肢や関節の痛みに。

成分

アストリギア酸

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


お問い合わせフォーム