ジンジャー(ハナシュクシャ)

ジンジャー(ハナシュクシャ)

インド、インドシナ半島が原産の半耐寒性の球根植物です。Hedychium属にはおよそ40種ありますが、その中でも鑑賞用に栽培されるものをハナシュクシャと呼びます。日本には江戸時代に渡来し芳香を愛でられてきたようです。和名はジンジャーですが、これは英名のジンジャーリリー又はホワイトジンジャーに因みます。ジンジャーというと生姜と間違えられるのですが、生姜とは別種です。草丈は1~1.5m程で、茎の部分は、偽茎といわれ茎を鞘状に包む状態になった葉の付け根が重なっています。葉は互生、長楕円形で、8月~10月、茎の頂きに15cm程の花穂に7,8cmの芳香のある純白の花をつけます。花色がオレンジがかったものをキバナシュクシャといいます。香りは白い方が強いようです。

学名

Hedychium coronarium

科名

ショウガ科

利用部位

利用法

香水の原料

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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