ハトムギ
中国、インドシナ地方原産の1年草。日本には古くから渡来し、主に西南部で栽培される。草丈1m位で茎は直立する。葉は互生し細長い披針形。花は夏、えき生の穂状花序に数個の花をつける。実はハトムギ茶で親しまれている。
学名
Coix lachryma-jobi
科名
イネ科
生薬名
薏苡仁(ヨクイニン)
利用部位
種子
利用法
秋に果実を採集し、果皮と種皮を除いて日干しにして使用。浮腫、疼痛には薏苡仁1日量10~30gに500mlの水を加え、半量になるまで煎じつめ3回に分け服用する。
効能
排膿、消炎、強壮、鎮痛、浮腫、疼痛
成分
澱粉、グルタミン酸、ロイシン、チロシン、バリン、コイシン、パルミチン酸、ミリスチン酸、リノール酸、カンペステロール、スティグマステロール、コイキセノライド