ハトムギ

ハトムギ

中国、インドシナ地方原産の1年草。日本には古くから渡来し、主に西南部で栽培される。草丈1m位で茎は直立する。葉は互生し細長い披針形。花は夏、えき生の穂状花序に数個の花をつける。実はハトムギ茶で親しまれている。

学名

Coix lachryma-jobi 

科名

イネ科

生薬名

薏苡仁(ヨクイニン)

利用部位

種子

利用法

秋に果実を採集し、果皮と種皮を除いて日干しにして使用。浮腫、疼痛には薏苡仁1日量10~30gに500mlの水を加え、半量になるまで煎じつめ3回に分け服用する。

効能

排膿、消炎、強壮、鎮痛、浮腫、疼痛

成分

澱粉、グルタミン酸、ロイシン、チロシン、バリン、コイシン、パルミチン酸、ミリスチン酸、リノール酸、カンペステロール、スティグマステロール、コイキセノライド

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
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TEL:047-472-1349


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