ヒレハリソウ
英名のコンフリーでよく知られている、西アジア、ヨーロッパ原産の1mほどになる多年草です。花が美しいので、明治時代に観賞用として導入されました。ヨーロッパの民間では、浸剤を下痢止め、下血、打ち身や皮膚病に用いられています。コーカサス地方では長寿の野菜として食べられていたことから日本でも一時ブームとなりましたが、発ガン性の成分があることが分かり2004年には食品としての販売が禁止されました。
学名
Symphytum officinale
科名
ムラサキ科
生薬名
コンソリダ根
利用部位
根、根茎
成分
全草にアルカロイドのコンソリジン、タンニン、アラントイン、ビタミン類