カワラナデシコ

カワラナデシコ

北海道から九州及びユーラシア大陸の温帯に生える多年草。山野、草原、河原などで見かける。草丈30~100㎝位。葉は基部を抱き対生で線形~線状皮針形。花は初夏~秋、淡紅色の花を上部でまばらに分枝した茎の頂に付ける。希に濃桃色や白色,八重咲きなどがある。古くから観賞用として楽しまれている。

学名

Dianthus superbus ver. longicalycinus

科名

ナデシコ科

生薬名

瞿麦(クバク)、瞿麦子(クバクシ)

利用部位

全草、種子

利用法

9月頃、果実ごと全草を採取し陰干しにして使用。利尿、通経には瞿麦子1日量3~6gに150mlの水を加え半量になるまで煎じ詰め,3回に分けて服用。

効能

消炎、利尿、通経、水腫、小便不利、淋疾、月経不順

成分

サポニン

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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