カワラナデシコ
北海道から九州及びユーラシア大陸の温帯に生える多年草。山野、草原、河原などで見かける。草丈30~100㎝位。葉は基部を抱き対生で線形~線状皮針形。花は初夏~秋、淡紅色の花を上部でまばらに分枝した茎の頂に付ける。希に濃桃色や白色,八重咲きなどがある。古くから観賞用として楽しまれている。
学名
Dianthus superbus ver. longicalycinus
科名
ナデシコ科
生薬名
瞿麦(クバク)、瞿麦子(クバクシ)
利用部位
全草、種子
利用法
9月頃、果実ごと全草を採取し陰干しにして使用。利尿、通経には瞿麦子1日量3~6gに150mlの水を加え半量になるまで煎じ詰め,3回に分けて服用。
効能
消炎、利尿、通経、水腫、小便不利、淋疾、月経不順
成分
サポニン