キダチロカイ(キダチアロエ)

キダチロカイ(キダチアロエ)

南アフリカ原産の常緑多年生の多肉植物で、アロエの中では寒さには比較的強い方で、日本の風土に合ったA.arborescensはキダチアロエと呼ばれます。この種類は薬局方に載っていないため医薬品原料にはなりませんが、食品、化粧品には認められています。

学名

Aloe arborescens

科名

ススキノキ科

生薬名

廬薈(ロカイ)

利用部位

葉の内部のジェル状のものと葉の緑色部分から採る汁液。ごくまれですが皮膚炎になる人があるので注意してください。

利用法

葉の内部のジェル状部分を薄くスライスして生食、薬用酒。緩下作用が強いので妊娠中、月経中は注意してください。

効能

ジェル状物質は、肌荒れの痛みを緩和し、保湿効果があるのでクリーム、化粧水に使われます。火傷や外傷に抗炎症作用、免疫力強化の作用があります。

成分

バルバロイン、アロエアルボナサイド

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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