キツネノテブクロ(ジギタリス)

キツネノテブクロ(ジギタリス) 有毒

ヨーロッパ西、南部の原産で日本には明治12年に渡来し、薬用(強心剤)、観賞用として栽培される多年草。草丈1~1.5m位。茎は直立し分枝しない。葉は卵状長楕円形。 花は初夏、紅紫色の袋状花を下向きに茎の上部に長い花穂を付ける。現在は毒性が強く危険なので、薬用にはされない。

学名

Digitalis purprea 

科名

オオバコ科

生薬名

ジギタリス

利用部位

利用法

(非常に危険なため昭和54年頃から薬用の栽培は中止された)

効能

心筋の拡張力と収縮力を増強する強心作用、副作用として悪心、嘔吐、不整脈

成分

ジギトキシン、ギトキシン、ギタロキシン、プルプレアグリコシドA,B、グルコギタロキシン、プルプニン、ジギニン他

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東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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