コクサギ

コクサギ

本州、四国、九州および朝鮮、中国に分布する落葉低木。高さ1~3m位。野山、林淵、疎林などに見かける。葉は互生で葉面に油点がある。花は春に咲き、緑色の小さな花が穂状に咲く。雌雄異株。ミヤマカラスアゲハの食草としても知られている。

学名

Orixa japonica

科名

ミカン科

生薬名

臭山羊(シュウサンヨウ)

利用部位

根、枝、葉

利用法

根9~15gを水で煎じて服用。枝、葉は陰干をし利用。

効能

根は解熱、止痛、風邪の熱、咳、のどの痛み、歯痛、胃痛、リウマチ性の関節炎

成分

アルカロイドのオリキシン、スキミアニン、コクサギン、コクサギノリン

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


お問い合わせフォーム