コクサギ
本州、四国、九州および朝鮮、中国に分布する落葉低木。高さ1~3m位。野山、林淵、疎林などに見かける。葉は互生で葉面に油点がある。花は春に咲き、緑色の小さな花が穂状に咲く。雌雄異株。ミヤマカラスアゲハの食草としても知られている。
学名
Orixa japonica
科名
ミカン科
生薬名
臭山羊(シュウサンヨウ)
利用部位
根、枝、葉
利用法
根9~15gを水で煎じて服用。枝、葉は陰干をし利用。
効能
根は解熱、止痛、風邪の熱、咳、のどの痛み、歯痛、胃痛、リウマチ性の関節炎
成分
アルカロイドのオリキシン、スキミアニン、コクサギン、コクサギノリン