クラリーセージ

クラリーセージ

南欧および中東原産の耐寒性のある二年草で、草丈は1~1.2m程になる大型のハ-ブです。少し刺激臭のある葉は広卵形で大きく、細かい銀白色の毛を密につけています。花期は6~7月頃、茎頂に輪生に花をつけ、花後は色のついた苞を残します。古くは果実を水に浸けると粘液をだすので、それを目薬に使っていたそうです。そのことから別名はClear eyeといわれています。また和名は大型のサルビアということから、オニサルビアといいます。

学名

Salvia sclarea

科名

シソ科

利用部位

花、葉

利用法

葉、花⇒水蒸気蒸留で精油に。

効能

⇒食用(スープに)、賦香料(製品の基剤に香りをつけることです)に。
葉、花⇒水蒸気蒸留で精油に。
葉の精油⇒香味料、香水、化粧品に。アロマセラピ-では、ストレス、疲労、消化不全、月経障害などの緩和に。
(ただし、子宮を収縮させ、月経時の出血を増す作用があるので、妊娠中や月経の使用は控えること)。 

成分

酢酸リナリル、リナロール、スクラレオール

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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