クサボケ
本州関東以西、九州に分布する落葉低木。高さ20~100㎝位。山野、土手、野原などのすごく日当たりが良い所で見かける。茎は横に這い広がる。かなり鋭い棘があり先端が折れやすい。花は春に咲き雌雄異株、稀に同株もある。夏に実がなり、果実酒として知られている。
学名
Chaenomeles japonica
科名
バラ科
生薬名
和木瓜(ワモクカ)
利用部位
果実
利用法
薬用酒。実を糠や灰に埋めて蒸し焼きにしてすりつぶし、搾り汁を取り酢を作る。
効能
強壮、疲労回復、不眠症、低血圧症、冷え症
成分
リンゴ酸、クエン酸