クサボケ

クサボケ

本州関東以西、九州に分布する落葉低木。高さ20~100㎝位。山野、土手、野原などのすごく日当たりが良い所で見かける。茎は横に這い広がる。かなり鋭い棘があり先端が折れやすい。花は春に咲き雌雄異株、稀に同株もある。夏に実がなり、果実酒として知られている。

学名

Chaenomeles japonica

科名

バラ科

生薬名

和木瓜(ワモクカ)

利用部位

果実

利用法

薬用酒。実を糠や灰に埋めて蒸し焼きにしてすりつぶし、搾り汁を取り酢を作る。

効能

強壮、疲労回復、不眠症、低血圧症、冷え症

成分

リンゴ酸、クエン酸

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
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