クサノオウ

クサノオウ 有毒

北海道から九州及びサハリン、朝鮮半島、中国東北部に分布する越年草。ごく普通にみられる。道端や林縁、やや湿った明るい林中などで一面生えていることもよく見かける。高さ50㎝位。葉は羽状に全裂し、茎と共に黄色の乳液を含む。花は初夏黄色い4弁で散形状に咲く。

学名

Chelidonium majus 

科名

ケシ科

生薬名

白屈菜(ハックツサイ)

利用部位

全草

利用法

湿疹などは白屈菜50gを煎じ煎液で患部を洗う。有毒なので素人の内服は避けたほうが良い。

効能

鎮痛、知覚末梢神経の麻痺作用、湿疹、いぼ、たむし

成分

ケリドニン、プロトピン、ケリジメリン、サンギナリン、ケレリトリン、リンゴ酸、精油

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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