マイカイ
中国中部から北部に分布する樹高1~2mの落葉低木。花は重弁、花期は5~6月。日本の北部に自生するハマナスR.rugosa に似ている花が重弁であり、とげが少ないことから花なすの変種として扱われています。小葉は楕円形で、先端は尖っているか鈍形です。
学名
Rosa rugosa var. plena
科名
バラ科
生薬名
玫瑰花(マイカイカ)
利用部位
花
効能
肝臓や胃の痛み、月経不順、リウマチ、打撲傷(外用としては酒に漬けるか煮詰めて用いる)
成分
花の精油にシトロネラール、ゲラニオール、オイゲノールを含み、果実はビタミンC、ブドウ糖、フルクトース、クエン酸、フラボノイドのクエルセチンなどを含む。