メハジキ
本州から琉球諸島、台湾、朝鮮半島、中国などに生える越年草。高さ40~150㎝位。日当たりのよい空き地、河原や河川敷などで見かける。根生葉は長柄で卵状心臓形。花時にはなくなる。花は初夏、桃色の小さな唇形花を上部の各節に数個ずつ付ける。
学名
Leonurus sibiricus
科名
シソ科
生薬名
益母草(ヤクモソウ)、茺蔚子(ジュウイシ)
利用部位
全草、種子
利用法
花期に花を付けた全草を取り、日干しにする。黒熟した種子は10月頃採取し、日干しにして使用。乾燥した全草1日量6~10gに400mlの水を加え、半量になるまで煎じつめ、食間に3回に分けて服用する。
効能
調経、利尿、月経不順、めまい、腹痛、出産後の止血、急性腎小球性腎炎
成分
ルチン、レオヌリン、レオヌリジン、レオルリニン、スタキドリン、ラウリン酸、 リノール酸、リノレン酸、オレイン酸、フィトステリン、フマル酸