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2025年 見所一覧

桜の絨毯

2025/4/11

昨日から桜吹雪が綺麗に舞い、佐倉の絨毯が出来ました。
今年のソメイヨシノは気温が下がったので長い期間楽しめました。入学式の日も新入生を歓迎していました。
 
オオシマザクラは早咲きと中咲き、遅咲きの3タイプがあるそうで、東邦のオオシマザクラは例年ですとソメイヨシノが終ってから咲くのですが、今年は気温の乱高下がありオオシマザクラの方が早く咲き始めました。



クロモジ

2025/03/21

 山野に生える落葉中低木で春に薄緑色の小さな花を球状に咲かせます。葉や茎全体にクスノキ科特有の芳香があります。枝は高級楊枝の材料です。
古くから岐阜県や島根県、秋田県などでお茶として飲まれており、近年ではインフルエンザ予防によいと言われ、抗酸化作用もあるため小枝や葉をお茶にして飲まれています。
民間では湿疹、皮膚の炎症、皮膚病などの皮膚のトラブルによいとされ入浴料としても使用されています。

サンシュユ

2025/03/17

 中国、朝鮮半島原産の落葉高木で別名はハルコガネバナ。日本には江戸中期に薬用として渡来しました。
春早くの葉が出る前、黄色の小さな花を半球状に沢山つけます。秋にはグミに似た赤色の実を付け、民間で疲労回復や滋養強壮として果実酒や薬用として利用されます。
コガネのように沢山の花を付けることから縁起物として鉢植えや地植えとして楽しまれてきました。
自家受粉ではあまり実付きは良くないので数本近くに植えることで沢山の実を付ける。

ユキワリイチゲ

2025/02/20

 別名、ルリイイチゲ、ウラベニといい、絶滅危惧種になっています。イチリンソウ属の一種で、本州や三重県以西、四国、九州の山野に生える多年草です。
秋頃から葉を出し始めますが、葉の表面に独特の褐色の斑紋があり、一見枯れ葉のように見えます。
春早くの2月頃に、白色~淡紫色花を咲かせます。形態に変化が多く産地により花色や花形などが微妙に違い、可愛らしいので早春の野の花として人気があり山野草として楽しまれています。

セツブンソウ

2024/02/17

 絶滅危惧種になっており、本州関東以西の特産種(特定の地域に限定して分布)。石灰岩地帯を好む多年草で自生地がスポット的で自生する数も少ない。
節分の頃に花を咲かせることからこの名がついた。
早春2月頃、白い花を一茎に一つの花を咲かせる。変化は少ないが、近年になって変化花が作出されて素心花や緑花、八重咲、唐子咲きなどがでてきました。日本で一番大きい自生地としては秩父の小鹿野が知られています。

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