ミソナオシ

ミソナオシ

本州静岡県以西、四国、九州、沖縄諸島および朝鮮半島、台湾、中国、インドからマレーシアに分布する半低木。山地や道端に生える。高さ30~90㎝位。草本状になり、下部は木質になる。葉は互生で3出複葉。花は夏、淡黄色~白色の小さな蝶形花を咲かせる。

学名

Desmodium caudatum

科名

マメ科

生薬名

青酒缸(セイシュコウ)、青酒缸根(セイシュコウコン)

利用部位

全草、根

利用法

全草1日量9~15gを水で煎じて服用。根は10~30gを煎じて服用。外用には全草または根をつきつぶして、患部に塗布する。

効能

吐血、水腫、でき物、打撲、リウマチ性腰痛、下痢、黄疸型肝炎

成分

アルカロイド、スウェルチシン、カナバニン

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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