ミツガシワ

ミツガシワ

北海道、本州、九州及び北半球に生える多年草。平地から高山帯までの沼地、湿地を好み生える。高さ20~40㎝位。葉は互生し3出複葉。花は春~夏。40㎝位の花茎をだし、白い総状花序を付ける。近年山草ブームで栽培されるが、花付きが良くないとよく耳にする。希に八重咲きや濃桃色花などが見られる。

学名

Menyanthes trifoliata

科名

ミツガシワ科

生薬名

睡菜(スイサイ)

利用部位

葉又は全草

利用法

夏~秋に葉を葉柄ごと採集し、日干しにして使用。睡菜葉1日量6~12gに600mlの水を加え、半量になるまで煎じつめたものを1日3回、食前30分に服用する。

効能

苦味健胃、鎮静、胃炎、胃痛、もたれ、消化不良、心身不安

成分

メリアチン(ロガニン)、アルカロイドのゲンチアニン、ゲンチアニジン、ゲンチアルチン、ゲンチアチビチン、トリフォリオサイド、セコロガニン、フォリアメンチン、ジヒドロフォリアメンチン

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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