ネギ
その歴史は古く原産地の中国西部では紀元前から栽培されていたようです。日本には8世紀に編纂された「日本書紀」に記述があることから、それより以前の古い時代に導入されたと思われます。日本の料理には重要なハーブです。自然条件や地域の嗜好の関係で関西では葉ネギ、関東では根深ネギが好まれていますが、最近では関西でも根深ネギ、関東でも葉ネギの栽培が盛んとなっています。
学名
Allium fistulosum
科名
ヒガンバナ科
生薬名
葱(ソウ)
利用部位
葉鞘の白い部分、緑の葉の部分。
利用法
生で薬味に。煮る、焼く、揚げると多様に利用されます。
効能
風邪、頭痛、解熱。
成分
メチルスフィド、メチルプロビルスルフィド、フィチン、ビタミンC等。