ニッケイ

ニッケイ

中国原産の常緑高木。インドシナ、中国雲南、日本南部の暖地で栽培される。高さ3~8m位。葉は先端が長く伸びた卵状長楕円形。葉脈が基部から少し上で、3つに分かれる。花は夏、細い枝の葉えきから長い花柄をだし、淡黄緑色の小さな花をつける。シナモンとして菓子や料理に利用される。

学名

Cinnamomum sieboldii 

科名

クスノキ科

生薬名

肉桂(ニッケイ)、肉桂皮(ニッケイヒ)

利用部位

根皮、樹皮

利用法

秋に桂樹から樹皮を剥ぎ取り、加工して使用。1.5~4.5gを煎じて使用か丸剤、散剤として使用。

効能

血圧下降、心拍数減少、血糖上昇、末梢血管拡張、芳香健胃、食欲不振、消化不良

成分

ケイヒアルデヒド、オイゲノール、カンフェン、シネオール、リナロール、シトラール

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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