ニオイアヤメ

ニオイアヤメ

アラビア、スペイン、クレタ島、西南アジア原産の常緑多年草。日本には1867年頃渡来し、現在に至る。草丈40~50㎝位。根系は扇形に横走し、長楕円形で数年残る。葉は大部分根生し、2列互生で剣形。花は春、葉間から花茎をだし、茎の頂に白色の花を数輪つける。薬用の他、観賞用として花壇や鉢植えなどで楽しまれる。

学名

Iris florentina 

科名

アヤメ科

生薬名

イリス根

利用部位

根茎

利用法

夏~秋に根茎を堀り上げ、水洗い後外皮をむき日干しにして使用。

効能

健胃、利尿、去痰、散布薬、歯磨き粉、洗粉の香料

成分

イロン、オイゲノール、メチルオイゲノール、澱粉、脂肪油

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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