オケラ

オケラ

本州、四国、九州及び朝鮮半島、中国東北部に分布する多年草。比較的日当たりの良い疎林内に多く見かける。草丈30~70㎝位。雌雄異株。葉は互生し、羽裂~楕円形。花は秋、枝の頂に白~淡紅色の頭花を付ける。新芽を山菜として食べられる。近年山野草ブームで鉢植えなどで見かけることがある。

学名

Atractylodes japonica 

科名

キク科

生薬名

白朮(ビャクジュツ)

利用部位

根茎

利用法

晩秋に掘り取り、外皮を除き2~3日日干しにしてから陰干しにして使用。健胃、調整には1日量5gに水400mlを加え、半量になるまで煎じつめ3回に分けて服用。又粉末で用いる場合は1回量0.5~1gを1日3回に分けて服用。食用。

効能

健胃、整腸、利尿、鎮痛

成分

アトラクチロン、3β-ヒドロキシアトラクチロン、3β-アセトキシアトラクチロン、アトラクチレノライド-Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、ポリアセチレン化合物

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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