オオバナノエンレイソウ 有毒
北海道、東北地方北部、サハリン、カムチャッカに生える多年草。やや湿った林下、草原などで見かける。草丈15~40㎝位。葉は葉柄の無い広卵形の3枚を、茎の頂に輪生する。花は春、茎頂に3弁の白い花を1つ付ける。花が綺麗なため、近年山野草ブームで乱獲されている。有毒植物(特に根茎)だが新芽を山菜として食べている地区があるが、食べない方が良い。
学名
Trillium camschatcense
科名
シュロソウ科
生薬名
延齢草根(エンレイソウコン)
利用部位
根茎
利用法
根茎を掘り取り、水洗いし陰干しにして使用。食用(注意)。
効能
食あたり、胃腸病、鎮痛
成分
ステロイド系サポニン、ジオスゲニン