プリムローズ

プリムローズ

葉がロゼット状で冬を越し、4~5月に薄黄色の単生花を咲かせます。和名はイチゲサクラソウといいます。同じような薬効のあるカウスリップ(キバナノクリンザクラ)の代用品として使われています。花は昔は催淫剤としてつかわれていましたが、現在ではジャムやエディブルフラワーとしてサラダに入れたり、砂糖煮に使われています。

学名

Primula vulgaris

科名

サクラソウ科

利用部位

花、根

利用法

花:
浸剤⇒頭痛悪寒を伴う発熱などに用います。熱い浸剤をガーゼに浸して顔面神経痛や三叉神経痛に外用します。
チンキ剤⇒不眠、不安に5~10滴を飲用します。

根:
煎液
⇒気管支炎の去痰に服用します。関節炎やリウマチの症状を軽減します。

効能

⇒神経調和、安静、収斂作用、発汗作用。
⇒刺激性の去痰、抗痙攣、抗炎症、収斂作用。

成分

⇒揮発成分、配糖体、苦味成分。
⇒サポニン、配糖体、タンニン、フラボノイド等。 

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


お問い合わせフォーム