ラッキョウ

ラッキョウ

中国原産の多年草。日本には古代に渡来する。草丈20~30㎝位。鱗茎は野菜でなじみのラッキョウ。卵状披針形~狭卵状刑。葉は基から束生し細線形。花は秋、花茎を単生し、茎頂に紫色の小さな釣鐘形を散形花序に付ける。

学名

Allium bakeri

科名

ヒガンバナ科

生薬名

薤白(ガイハク)

利用部位

鱗茎

利用法

休眠期に鱗茎を堀り上げ、ひげ根を除いて水洗いし熱湯に通し日干しにして使用。食欲不振に生のラッキョウに味噌などを少量つけて食用にする。腹痛などには1日量5~10gに300mlの水を加え、3分の1量になるまで煎じつめたものを服用する。

効能

民間的に去痰、鎮痛、理気、食欲不振、腹痛

成分

精油、糖類を含むが精査されていないため不明。

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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千葉県船橋市三山2-2-1
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