シロバナムシヨケギク
ヨーロッパバルカン半島原産の多年草。日本には明治初期に渡来。草丈30~60㎝位。根生葉はそう生して長柄がある。茎葉は互生し、共に2~3回羽状に深裂か、前裂し裂片は線形で鋭頭。裏面に毛が密生する。花は初夏、30~60㎝の花茎をだし多数枝分し、枝端に黄色い管状花と白色の舌状花となる。薬用の他、花が綺麗なため観賞用として花壇や鉢植えとして楽しまれる。
学名
Chrysanthemum cinerariaefolium
科名
キク科
生薬名
除虫菊(ジョチュウギク)
利用部位
頭花
利用法
開花期に全開した頭花を陰干しにして使用。野菜、草花の殺虫に除虫菊の粉末を草木灰に2~3割程度混入し、直接散布する。
効能
蚊取り線香、農業用殺虫剤、ノミ取粉
成分
ピレスリンⅠ,Ⅱ、シネリンⅠ,Ⅱ、ピレスリン酸、ヤスモリンⅠ,Ⅱ、β-シクロピレスロシン