ショウブ
北海道から九州及び東アジア、インドに分布する多年草。葉は根茎の頭に集まって直立し剣形。基部は2列に抱き合い滑らかで芳香がある。花は初夏、花茎は扁平で葉より小さい包葉を持ち、黄緑色の肉穂花序を付ける。5月の節句に欠かせない植物。
学名
Acorus calamus
科名
ショウブ科
生薬名
菖蒲根(ショウブコン)、水菖蒲(スイショウブ)
利用部位
根茎
利用法
冬季に根茎を採取し、縦割り日干しにして使用。生薬3~6gを水500~600mlで煎じ煎液を分けて服用する。
効能
芳香性健胃薬、去痰、腹痛、下痢、てんかん、神経痛、リウマチ
成分
β-アサロン、メチルオイゲノール、オイゲノール