ティーツリー
オーストラリア原産の常緑小低木で、大きいものでは8mにもなるそうです。オーストラリア先住民族のアボリジニの人たちは、この木の葉をけがや皮膚疾患の治療に利用してきました。1920~1930年代には各国で研究がおこなわれましたが、その後、合成薬品がでてからは、見過ごされるようになりました。後年、副作用が少ないという事から伝統医学が見直され、ティーツリーも再び注目されるようになりました。現在ではこの精油ティーツリーオイルの特徴に抗バクテリア作用と抗真菌作用があることから、石鹸、シャンプー、リップクリーム、歯磨き、消臭剤などの多くの製品に使われています。
学名
Meleleuca altemifolia
科名
フトモモ科
利用部位
葉、小枝⇒精油
利用法
精油⇒クリームに加えて水虫に。ローションに加えて膿疱状のおできに。キャリアオイルで希釈しても多くのトラブルに使用できます。
効能
精油⇒抗バクテリア作用、抗真菌生作用、去痰作用、免疫刺激作用があり、膿傷、ニキビ口腔カンジダ症、膣カンジダ症、膣炎、呼吸器系疾患、副鼻腔炎、水虫、外傷治療薬に。
注意⇒ティーツリーオイルの内服や原液の外用は専門家の指示の元で行ってください。ティーツリーオイルが原因の皮膚の炎症が起こっている例があります。キャリアオイルやクリームなどの基剤に加えてのみ使用してください。
注意⇒ティーツリーオイルの内服や原液の外用は専門家の指示の元で行ってください。ティーツリーオイルが原因の皮膚の炎症が起こっている例があります。キャリアオイルやクリームなどの基剤に加えてのみ使用してください。
成分
揮発性オイル成分⇒テルピネン-4-オール、シネオール