チクマハッカ

チクマハッカ

ハーブではキャットニップと呼ばれ、別名はイヌハッカという多年草です。冬期は地上部は枯死しますが翌年には新しい芽をだします。同属のイヌハッカ属のキャットミント N.racemosa は近縁種になります。原産地はアジアからヨーロッパのユーラシア大陸の多年草です。和名は、名前のとおり長野県で発見されたのでチクマハッカと命名されましたが、その後千葉県、岩手県、山形県、群馬県でも発見されたため、帰化したとみられています。草丈は1m位、茎は四角形で直立し、上部ではよく分枝し、葉は対生、三角形に近い卵状心臓形で縁に鋸歯があります。花期は7~8月。薄紫色の唇弁花、花冠に紫色の斑の入った花を多数つけます。根や葉は猫のフェロモンのようなハッカの匂いがし、アブラムシやハムシを寄せつけないといわれますので、コンパニオンプランツとして利用できます。ハーブティーや生食は使えますが、摂取量によっては危険とされていますから妊娠中、授乳中の方、お子様の使用は避けてください。安全性については、国立健康・栄養研究所の「健康食品」の素材情報データベースに詳しく載っていますので、そちらをご覧ください。

学名

Nepeta cataria

科名

シソ科

生薬名

仮荊芥(カケイガイ)

利用部位

地上部

利用法

生葉⇒若い葉はサラダに。打ち身のハップに。
乾燥葉⇒猫用のおもちゃの詰め物に。
花、葉⇒ティーに。
乾燥して浴湯料に。

効能

解熱、発汗作用、胃腸の不調を軽減。 

成分

精油⇒チモール、カルバクロール、ネペトール、ネペタラクトン(マタタビに含まれるイリドミルメシンに化学構造は似ています)
残念ながら、当園では絶えました。写真は当時のものです。

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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