ツルナ

ツルナ

北海道西海岸から九州、沖縄、南アジア、南米、ニュージーランド、オーストラリアに分布する多年草。日当たりのよい海岸地帯に群生しているのを見かけることがある。草丈40~60㎝位。茎基は長く伏し、上部は斜上する。葉は互生し、卵状三角形。花は春~夏にかけ黄色い花を葉えきに生長しながら次々に咲く。蔬菜として販売されている。

学名

Tetragonia tetragonoides

科名

ハマミズナ科

生薬名

蕃杏(バンキョウ)

利用部位

全草

利用法

花期に全草を刈り取り使用する。胃炎、腸炎に蕃杏1日量10~15gを300~40mlの水で煎じ、空腹時に服用する。

効能

清熱、解熱、去風、消腫、健胃、胃炎、腸炎

成分

フォスファチジルコリン、フォスファチジルエタノールアミン、フォスファチジルイノシトール、テトラゴニン、鉄、ビタミンA,B

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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