2024年 グリーンハウス通信
ミョウガの花
2024/10/09
現在ミョウガの花が咲いています。
ミョウガの花は通常、地下茎から直接出て花を咲かせますが、その花穂を「花みょうが」として食します。
地域によっては茎や葉も食用とするようです。
先日松本市のK様からミョウガの花が見たこともない場所(茎の上の葉と茎の間)に咲いているとご連絡がありました。
園芸技術員をしている職員Kに聞いたところ、ごくまれにそういう事例があり過去40年くらいの間に2~3回ほど見たことがあるが、一般的には珍しくとのことです。
そういうご連絡をいただいて1週間もしない間に今度はミョウガの種が出来たというお電話を、秋田県の方からいただきました。
ミョウガの種が出来るのもこれまた珍しく、食用に出荷してしまうのとミョウガの花に来る虫がいないため受粉しないのと、ミョウガは地下茎で増えていくため結実も珍しいそうです。 ミョウガは湿潤な土地をこのみます。今年の夏は猛暑でしたので土がすぐにカラカラになり水をやらないと茎がすぐにくたっとしてしましました。
夏の間に十分に水をやると秋の今頃にミョウガの花穂が沢山出てきてくれます。
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ミョウガ
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ミョウガの花
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ミョウガの花
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ミョウガの花穂がミョウガの茎の途中から出ている様子(松本市のK様)
ローゼルの実を収穫しました
2024/10/02
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ローゼルの花
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実を収穫
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赤い総苞片を外すと種の入っている実が出ます。
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乾燥させます
ハイビスカスティーとして売られているものはこのローゼルの総苞片を乾燥したものです。
ビタミンCとクエン酸が豊富に含まれており、ポリフェノールの一種のアントシアニンも含まれているため、美容やアンチエイジングによいお茶として注目されています。
日本では寒さのために一年草ですが、原産地では多年草です。
一昔前にはローゼルは実がなり始めるころには寒さでやられて枯れてしまうことがあったそうですが、温暖化でローゼルも花が咲き、結実も十分にできるようになりました。
生産地では種、葉や花も食用として食べられているようです。総苞片ほどではないですが、葉にも酸味があり、サラダやカレーにして食べられているようです。
種にはシュウ酸が含まれるために食べすぎには注意が必要です。
今回育てているローゼルはあまり赤が強くありません。
実を収穫して総苞片を乾燥させます。
ロボット芝刈り機 牛デザイン始動
2024/07/25
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初日の様子
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事務棟前の芝生のロボ芝刈り機が牛のデザインで始動しました。
蜂さんに続き、スタッフMの力作です。
こちらは広い土地に放牧された牛のイメージでしょうか。
のんびり草を食んでいるように見えます。
蜂さんに続き、スタッフMの力作です。
こちらは広い土地に放牧された牛のイメージでしょうか。
のんびり草を食んでいるように見えます。
ロボット芝刈り機 蜂デザイン始動
2024/07/17
温室前の芝を刈っている芝刈り機2号機が蜂になりました。スタッフMのデザイン制作で東邦大学薬草園オリジナル、本日初お目見えです。
この蜂は刺すことはありませんのでご安心ください。
※本物の蜂がいた場合には蜂の種類にもよりますが、気を付けてください。
この蜂は刺すことはありませんのでご安心ください。
※本物の蜂がいた場合には蜂の種類にもよりますが、気を付けてください。
ラベンダー製油採取
2024/06/19
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水蒸気蒸留器セット
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花穂だけをカットして抽出機に入れます
今年もラベンダーが開花したので本格的な梅雨が来る前に精油を採取します。
採取していると遠くからでもラベンダーの香りが漂ってきます。
南園のラベンダーの蜜をよく吸いに来るクマバチやクロマルマルハナバチはめったなことが無いと刺さないので安心してください。ただ他の刺すハチとも間違えないようにご注意ください。
他に西洋ミツバチや日本ミツバチも来ています。
約10kgのラベンダーから約100mlほどしか採取されませんが、他の植物よりもかは採れる方だと思います。ちなみにミントは当薬草園の蒸留器ではほとんど精油が採れませんでした。
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個体差はありますがクマバチは約3cm位の大きさ
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クロマルハナバチは約2cm位の大きさ
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西洋ミツバチ 約1.5cm
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日本ミツバチ 西洋ミツバチより一回り小さい位の大きさ