ワラビ

ワラビ

日本各地および東アジア、ヨーロッパ、北米に広く分布する多年生シダ植物。山野の陰地に多く見られる。山火事の後などに太い立派なワラビが出ることが知られている。山菜の代表種の一つ。近年山菜ブームに乗り、畑などで栽培されるようになった。新芽を山菜として根から澱粉を取り、わらびもちなどの和菓子の原料に利用される。

学名

Pteridium aquilinum

科名

コバノイシカグマ科

生薬名

蕨菜(ケッサイ)、蕨(ケツ)

利用部位

地上部、根茎

利用法

地上部は春~夏に採取しそのまま日干しにする。根茎は秋に堀上げ水洗いし日干しにして使用。

効能

利尿、消炎、解熱、腫れ物、創傷

成分

アデニン、コリン、ベタイン、ペントサン、アミノ酸のロイシン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
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