ワラビ
日本各地および東アジア、ヨーロッパ、北米に広く分布する多年生シダ植物。山野の陰地に多く見られる。山火事の後などに太い立派なワラビが出ることが知られている。山菜の代表種の一つ。近年山菜ブームに乗り、畑などで栽培されるようになった。新芽を山菜として根から澱粉を取り、わらびもちなどの和菓子の原料に利用される。
学名
Pteridium aquilinum
科名
コバノイシカグマ科
生薬名
蕨菜(ケッサイ)、蕨(ケツ)
利用部位
地上部、根茎
利用法
地上部は春~夏に採取しそのまま日干しにする。根茎は秋に堀上げ水洗いし日干しにして使用。
効能
利尿、消炎、解熱、腫れ物、創傷
成分
アデニン、コリン、ベタイン、ペントサン、アミノ酸のロイシン、アスパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸