ヤブカンゾウ
中国原産の多年草。日本には古代に渡来。現在では日当たりのよい土手、田の淵、山の淵や草原などで普通に見かける。草丈30~50㎝位。葉は束生し線形。花は夏、葉間から50~100㎝位の花茎をだし、橙赤色で八重咲きのユリに似た花を数個つける。山菜として新芽や蕾を食用にする。観賞用として花壇や鉢植えで楽しまれる。
学名
Hemerocallis fulva
科名
ススキノキ科
利用部位
花、根
利用法
夏に蕾を採集し熱湯に2~3分浸した後、日干しにして使用。根は秋に堀り、水洗いして日干しにして使用。解熱には蕾の乾燥したものを1回10~15gを水400mlで半量に煎じ、食間3回に分け服用する。
効能
解熱、利尿
成分
ヒドロキシグルタミン酸、コハク酸、β-シトステロール、アスパラギン、リシン、アルギニン