ユキノシタ

ユキノシタ

本州、四国、九州および中国に分布する半常緑多年草。湿った地上や岩上などで見かける。全体に長い毛に覆われ、匍匐枝は糸状で地上を這い新しい株を作る。葉はロゼット状に付き腎臓形。花は初夏。花茎は高さ20~50㎝位。白色の5弁花を円錐花序に多数つける。山菜として葉花を食べることができる。

学名

Saxifraga stolonifera

科名

ユキノシタ科

生薬名

虎耳草(コジソウ)

利用部位

利用法

開花期に生育した葉を採集し、日干しにして使用。

効能

幼児のひきつけ、中耳炎、湿疹、かぶれ、腫れ物、軽いむくみ、痔の痛み

成分

ショウ酸カリウム、塩化カリウム、アルブチン、サキシフラギン、クエルシトリン、ベルゲニン

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
TEL:047-472-1349


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