深澤 悟 「伊豆諸島の筒営巣性ハチ類の群集構造」
伊豆諸島は、本土に近い島から大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島の配置になっています。社会性のハチ類では、本土から遠い島ほど種数が減少する傾向が報告されています。
では、ハチ類の群集構造は、島ごとにどのようになっているのか。本研究の対象種である筒営巣性ハチ類は、折れたタケやヨシ、木の孔に巣を作る習性があります。この習性を利用し2007年は、新島、式根島にて筒営巣性ハチ類をネストトラップにより採集します。
目的は、新島、式根島に生息する筒営巣性ハチ類の群集構造を明らかにすることです。興味、関心点は、どちらの島にも生息する種であっても島によって餌生物種がシフトするのか。選好する巣穴サイズは変化するのか。以上のように、伊豆諸島に生息するハチ類の生態を調べていきます。
では、ハチ類の群集構造は、島ごとにどのようになっているのか。本研究の対象種である筒営巣性ハチ類は、折れたタケやヨシ、木の孔に巣を作る習性があります。この習性を利用し2007年は、新島、式根島にて筒営巣性ハチ類をネストトラップにより採集します。
目的は、新島、式根島に生息する筒営巣性ハチ類の群集構造を明らかにすることです。興味、関心点は、どちらの島にも生息する種であっても島によって餌生物種がシフトするのか。選好する巣穴サイズは変化するのか。以上のように、伊豆諸島に生息するハチ類の生態を調べていきます。
深澤 悟
公表論文
深澤悟・宮野伸也(2010)東京都伊豆諸島のハチ目有剣類.千葉中央博自然史研究報告 11(1): 11-28
所属
- 日本昆虫学会
2007年度
- 栗山武夫 「オカダトカゲの色彩パターンの進化」
- 武田広子 「コウノトリの採食行動」
- 鈴木俊貴 「鳥類における音声コミュニケーションと認知的発達」
- 五味真人 「トンボ類幼虫の高温耐性」
- 仲條竜太 「同地域に生息する5種のハシリグモの生活史」
- 深澤 悟 「伊豆諸島の筒営巣性ハチ類の群集構造」
- 水澤玲子 「伊豆諸島に自生するクサギ属2種の訪花昆虫と花形態の関係」
- 高橋洋生 「トカゲ類の採餌行動・対捕食者行動、生物間相互作用」
- 庭野 裕 「千葉県丘陵地域におけるニホンアカガエルとヤマアカガエルの生活史」
- 藤田 薫 「伊豆諸島とその周辺本土におけるヤマガラの集団構造」
- 一條さくら 「徳島県伊島における巨大化したニホンヒキガエルの生態」
- 清水 謙 「無尾両生類における跳躍力の温度依存性」
- 住谷実紗子 「有尾両生類の遊泳速度の温度依存性と温度選好性」
- 竹田祐輝 「クツワムシの高温耐性と都市部への進出」
- 高城 満 「オカダトカゲの捕食回避に関する学習」
- 中西亜耶 「キシノウエトタテグモの仔グモの移動分散距離の測定」
- 吉村理貴 「哺乳類におけるヤマアカガエル捕食者の特定」
- 工藤芳文 「里山の人間活動による生物多様性の維持」