柿本恵里那 「千葉県北総地域におけるGISを用いたホタル生息地評価」
現在日本各地でヘイケボタルの生息地が減少しています。水田環境の変化とともに生息個体数、生息地の減少が各地で報告されているというのが現状です。
またホタルは里山の指標種とされていることがあります。里山は生物多様性が高い環境と言われ、ホタルだけでなく多くの動植物が生息している環境であると考えられます。そのため、本研究でホタルを対象生物とし扱うことは、今後の里山環境への興味関心を高めることにも貢献することができると考えています。
そこで本研究では、GISを用いて現在ある生息地の評価と過去との比較を通じてホタル生息地の予測を行い、地域に還元することによって地域住民の意識を高め、さらに今後へと繋げる基礎資料となることを目的とします。
またホタルは里山の指標種とされていることがあります。里山は生物多様性が高い環境と言われ、ホタルだけでなく多くの動植物が生息している環境であると考えられます。そのため、本研究でホタルを対象生物とし扱うことは、今後の里山環境への興味関心を高めることにも貢献することができると考えています。
そこで本研究では、GISを用いて現在ある生息地の評価と過去との比較を通じてホタル生息地の予測を行い、地域に還元することによって地域住民の意識を高め、さらに今後へと繋げる基礎資料となることを目的とします。
調査地:千葉県北総地域
2009年度
- 武田広子 「コウノトリの採食生態」
- 竹田祐輝 「新島アリ相へ及ぼすヒキガエルの影響」
- 中西亜耶 「キシノウエトタテグモの個体群存続可能性分析」
- 青山正志 「里山環境における淡水性カメ類の生息状況」
- 柿本恵里那 「千葉県北総地域におけるGISを用いたホタル生息地評価」
- 葛西直子 「新島におけるシモダマイマイEuhadra peliomphalaの色彩多型の維持機構について」
- 庭野 裕 「房総丘陵におけるニホンアカガエルとヤマアカガエルの比較個体群動態」
- 今津健志 「谷津田に生息するクサガメChinemys reevesiiの生態」
- 栗山武夫 「オカダトカゲの色彩パターンの進化」
- 藤田 薫 「伊豆諸島とその周辺本土におけるヤマガラの集団構造」「キブシをめぐる生物間相互作用」
- 伊藤珠実 「ナナフシモドキ(Baculum irregulariterdentatum)の分布と食草選択について」
- 小松俊介 「捕食者の相違に基づくオカダトカゲ(Plestiodon latiscutatus)の視覚による捕食者認知の地理的変異」
- 平岩将良 「東邦大学習志野キャンパスにおけるハナアブSyrphidaeの花選好性と季節消長」
- 柊 雅実 「三宅島におけるジョロウグモNephila clavataの分布 ~ジョロウグモ個体群の回復を妨げる要因は何か~ 」
- 平間健太 「ロジスティック回帰曲線を用いた特定樹木における繁殖開始年齢の推定」
- 見澤英恵 「シマヘビ(Elaphe quadrivirgata)の色彩変異における色素細胞の層構造」
- 山川航平 「新島におけるツバメHirundo rusticaの食性と採餌環境」