トップページ > 研究紹介 > 2017年度 > 石井健一「水田・水路の違いによるカエルの種・個体数の変化」
BioLTop
TREE seminar
研究室メンバー専用

お問い合わせ・連絡先

東邦大学理学部
生物学科
地理生態学研究室

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
習志野学事部入試広報課
TEL 047-472-0666

石井健一

「水田・水路の違いによるカエルの種・個体数の変化」

水田は日本の陸地面積の約6.8%を占める重要な生態系の一つである。
水田は失われた自然湿地の代わりを担い、生物保全機能を発揮してきたとされている。
湿地の生物多様性を保持する上で水田環境は重要な要因である。
しかし、圃場整備による水域ネットワークの分断が起こり、生息環境が悪化してきていることが指摘されている。

そこで、水田環境における生物多様性を保持するための基礎研究として、水田が多く広がる柏市の田中調節池において水路などの周囲の環境とカエルの関係性を調査している。

その結果からカエルの生存・繁殖しやすい環境を検討する。