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研究紹介
研究紹介
血液には有形成分の血液細胞の他に、液体の成分(血漿)があります。この血漿には、出血時に血液の流出を防ぐために、液体であった血液が素早く固まるという作用が備わっており、これを血液凝固作用といいます。高等動物ではこの血液凝固反応は数多くのタンパク質が関わった複雑な反応系です。私たちの研究室では、高等動物の複雑な反応系が進化上どのようにして獲得されてきたか?について、様々な動物種の血漿タンパク質の遺伝子やアミノ酸の配列を調べることにより解明しようとしています。また、遺伝子多型解析にも力を入れ、機能との関連についての研究を行っています。