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お知らせ(2021/8/18)

 

CRISPRツールボックスを開発しました

 基本的な生命現象や疾患の原因を理解するためには、遺伝子を改変する技術が欠かせません。バイオメディカルのモデル生物である細胞性粘菌において、ゲノム編集を効率的に行うためのツールボックスを開発しました。
 今回のツールにより、遺伝子破壊、遺伝子導入、遺伝発現抑制、遺伝子点変異が簡便かつ高効率で行えるようになりました。また、複数遺伝子を同時破壊するために、1度のクローニングで複数遺伝子破壊のための標的sgRNAを発現するベクターも開発しました。
 (論文情報)
CRISPR toolbox for genome editing in Dictyostelium.
Yamashita, K., Iriki, H., Kamimura, Y., and Muramoto, T.
Front. Cell Dev. Biol. 9, 721630.

論文はこちらから入手できます

この論文で紹介されているCRISPR/Cas9ベクターは、リソースセンターのNBRP Nenkinに寄託しています。必要な方は、NBRP Nenkinにリクエストをしてください。

目的に応じたCRISPRベクターのリスト

NBRP Nenkin(ストックセンター)