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東邦大学理学部
生物学科
分子発生生物学研究室
村本哲哉

〒274-8510
千葉県船橋市三山2-2-1
Tel: 047-472-5165

研究紹介

 

生きている細胞の中、覗いてみましょう! それは、小宇宙?

細胞間での情報伝達、見たことありますか?

多細胞形成過程の情報伝達

自然界の動物たちは、個体レベルで情報のやり取りをしています。対象物のスケールが小さくなりますが、生き物の形づくりの際に細胞同士も同じような情報のやり取りがみられます。左のムービーは、「細胞性粘菌」が多細胞体を構築する過程でみれられる情報伝達を可視化しています。

遺伝子がはたらく瞬間、見たことありますか?

遺伝子発現の可視化

生き物が形づくりを行うときなど、さまざまな場面で遺伝子がはたらきます。そんな遺伝子がはたらく瞬間を見てみたくありませんか?私たちの研究室では、生きた細胞の中で遺伝子がはたらく様子を顕微鏡下でとらえる技術を用いながら、生き物の形づくりのメカニズムを新たな角度から研究しています。

遺伝子の制御に関わる役者、見たことありますか?

転写制御因子の挙動

  遺伝子が正しくはたらくためには、遺伝子の制御に関わる役者が、細胞内で活躍しています。そんな因子が、核の中に入ったり、核の中から出て行ったりを繰り返している様子がとらえられました。多細胞体構築の過程では、このような遺伝子の制御が見られます。

遺伝子発現動態のイメージング解析

 個々の細胞で遺伝子発現動態をモニターするためには、生細胞内での転写を連続的に可視化し、計測する技術が不可欠です。これまでに私たちは、この計測システムの開発をすすめ、遺伝子発現が非連続的なパルス状に発生する現象を見出してきました。

発生分化における周期的遺伝子発現ダイナミクス

 私たちは様々な遺伝子について、遺伝子発現動態のライブイメージング解析を行なってきました。その中で発生分化を制御する遺伝子発現が、細胞集団全体で約6分の周期性をもって振動するという現象を見いだしました。遺伝子発現の振動現象は、概日時計や体節形成過程を制御する分節時計など、数多くの場面で見受けられますが、今回発見した振動現象は、これらよりはるかに短周期の現象です。

ゲノム編集のツール開発

ゲノム編集技術CRISPR/Cas9を用いた簡便な遺伝子操作技術を開発してきました。これまでに開発したツールは、ストックセンターを介して研究者に配布されています。

CRISPR toolboxのリスト