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東邦大学理学部
生物学科
神経科学研究室

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東邦大学理学部 生物学科 神経科学研究室

脳のストレス応答メカニズムを解析する

 心はストレスの影響を受けやすく、ストレスが高じると心の障害発症につながってしまいます。ストレスを制御すれば障害発症を予防することができますが、ストレスから障害発症に至る脳内メカニズムはまだあまり分かっていません。この研究室では、ストレスが脳に及ぼす影響について、運動の調節や認知機能を中心に研究しています。

 実験動物に様々なストレスを負荷した後、行動解析を行うとともに、脳内のストレス応答バイオマーカー(ストレスマーカー)候補遺伝子や蛋白質の発現解析を行っています。また、将来、ヒトに応用することを考慮し、血液の解析も行っています。ストレスマーカーとしては、コルチコステロンなどの既知のものだけでなく、これまでに私達が見つけてきた全く新しい因子も多数含まれています。最近は、ストレス抑制法についても研究しています。いろいろなアロマがストレス抑制効果をもっていることは経験的に知られていますが、その効果が科学的に証明されているものは非常に少ないのです。そこで、ストレスが実験動物の脳や血液に及ぼす影響を調べる際、コーヒー豆の香りやラベンダーなどの香りの効果を調べています。五感のうち、嗅覚は系統発生的に古い感覚であり、嗅覚によるストレス抑制効果を科学的に証明することは非常に大切であると考えられます。

 このような研究によって、感度の高いストレスマーカーが見つかれば、問診によるストレスチェックとは異なるストレスレベルの客観的評価が可能になり、心の障害の早期発見や予防に貢献することが期待されます。また、香りが生体に及ぼす影響の解明は、ストレス抑制のための様々な分野に資すると考えられます。

2012年11月07日 新メンバーが決まりました。2012年度秋学期から3年生8名(女性5名、男性3名)が第3期生として卒業研究を行います。大学院生2名(共にM1生)、4年生6名と合わせて16名が在籍中です。
2012年04月18日 日本神経科学大会が2012年9月18~21日に名古屋で開催されます。増尾が提案したシンポジウム「ストレスとこころの健康」が19日に開催されます。ここをクリックしてプログラムをご覧下さい。
2011年10月01日 新メンバーが決まりました。2011年度秋学期から6名(女性3名、男性3名)が神経科学研究室の第2期生として卒業研究を行います。さらに、研究生1名が決まりました。
2011年04月01日 訪問研究員のRandeep Rakwal博士が筑波大学の教授に就任されました。今後は、訪問教授として神経科学研究室の研究に参加されます。
2010年08月12日 新メンバーが決まりました。訪問研究員(Randeep Rakwal、柴藤淳子)に加え、2010年度秋学期から8名(女性4名、男性4名)が神経科学研究室の第1期生として卒業研究を行います。